口内炎への対処法は何が正解？
お口というデリケートな部分にできる口内炎は、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。そんな口内炎に対して、皆さんはどう対処していますか？
口内炎の原因は細菌感染です！
口内炎は、何かの拍子にお口の中が傷つき、そこに細菌や真菌が感染することで生じる病気です。とくに疲れやストレスなどで新陳代謝や免疫力が低下している時に、起こりやすくなっています。口内炎はその点も踏まえた上で対処する必要があります。
口内炎に薬は効かない？
口内炎への対処として、市販の塗り薬や飲み薬（ビタミン剤）を使用する人も多いかと思いますが、これらは根本的な解決にはなりません。もちろん、塗り薬には口内炎の痛みを和らげる作用、飲み薬には不足したビタミンを補う作用が期待できますが、あくまで対症療法にとどまります。自然に治るまで何もせずに待つ、というのもひとつの対処法ですが、その場合、痛みなどを我慢するのが辛いですよね。そこでおすすめしたいのがうがい薬の使用です。
殺菌効果のある洗口液でブクブクうがい
口内炎は、細菌が悪さをすることで発症し、その症状も悪化させていくので、洗口液でブクブクうがいをすると、治りを早めることができます。適切な方法でブクブクうがいをすることで、お口の中の細菌の数を10分の1程度まで減らすことが可能です。その結果、細菌の活動が弱まり、口内炎も治癒へと向かっていきます。
ただし、口内炎の状態が悪い場合は、洗口液の殺菌・消毒効果によって傷の治りが遅れることもありますので注意が必要です。いずれにせよ重症化した口内炎は、歯医者さんで治療を受けるのが一番です。
まとめ
このように、口内炎への対処法としては、洗口液によるブクブクうがいが正解といえますが、塗り薬や飲み薬もまったく意味がないというわけではありません。歯科で処方する軟膏も口内炎の痛みや腫れを和らげるうえでは有用といえます。
