歯並びが悪くなる原因とは?
小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、できるだけきれいな歯並びをプレゼントしてあげたいと、願っていることでしょう。歯が美しく、健やかに成長することは、お子さまにとって何にも代えがたい財産となります。そこで気になるのが“歯並びが悪くなる原因”ですよね。
スペースが不足することが主な原因
私たちの歯は、乳歯が20本、永久歯は親知らずを除くと全部で28本生えてきます。生えてくる本数が決まっている以上、十分なスペースがないときれいに並べることは難しいですよね。実際、悪い歯並びの多くは、十分なスペースが存在していないことが主な原因となっています。
こんな時にスペースが不足します!
- 顎の骨が小さい
- 歯のサイズが大きい
- 歯の本数が多い(過剰歯)
子どもの悪習癖でも歯並びが悪くなる
指しゃぶりや舌を前方に突き出す舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)、それから口呼吸によっても歯並びが悪くなることがあります。いずれも出っ歯や開咬(かいこう)といった歯並びの異常を引き起こすため、十分に注意する必要があります。2~3歳くらいまでなら、このようなクセがあっても大きな問題にもならないのですが、いつまで経ってもなおらない場合は、歯医者さんに相談しましょう。歯並びへの悪影響も考えて、適切な時期にやめさせる必要があります。
気になる症状が出たら歯科を受診
子どもの歯並びの治療は、時期を逃すと得られる効果も半減します。ですから、出っ歯や受け口、乱ぐい歯といった具体的な歯並びの異常はもちろん、スペースが足りていなかったり、指しゃぶりなどの悪習癖がなかなか治らなかったりする場合も、一度歯医者さんに相談しましょう。積極的な治療が必要なるかどうかも含め、精密に診断してもらうことが大切です。
まとめ
このように、歯並びが悪くなる原因はいくつかに分けられますので、心当たりのある場合はお気軽に当院までご連絡ください。まずはカウンセリングから始めます。