小児歯科は何歳から通う?年齢制限はある?
お子さまの身体に不調が現れたら、小児科を受診しますよね。それと同じように、お子さまのお口の中に気になることが出てきたら、小児歯科を受診することが推奨されます。今回はそんな小児歯科に通い始める時期や年齢制限について詳しく解説します。
一般的には2~3歳から
小児歯科に通い始める年齢は、厳密には決められていません。0歳から通い始める子も入れば、4歳になって初めて受診する子もいます。そうした中でひとつの目安となるのが2~3歳ですかね。2~3歳になると子供の歯である乳歯が生えそろい、お口の問題なども目立つようになってきます。ですから、虫歯などの特別なトラブルが生じていなくても、2~3歳になったら一度、当院までご連絡ください。お口を始めとしたお子さまの発育状況などもしっかりと確認いたします。
気になることがあれば0歳でもOK
実は、生まれて間もない0歳の時期でも、お口の中ではいろいろなトラブルが起こり得ます。もっともわかりやすいのが「先天歯(せんてんし)」です。乳歯は本来、生後6~8ヶ月くらいから生え始めるのですが、先天歯は、生まれた直後や生後1か月くらいから生えており、保護者さまにとっては不安に感じる現象といえるでしょう。
そんな先天歯は多くの場合で害が及ぶことはないのですが、一部の例で授乳を阻害したり、赤ちゃんの舌を傷つけたりすることがありますので、お困りの際はいつでも当院にご相談ください。その他、口内炎や歯茎の腫れなど、何らかの異常が認められたら、0歳であっても小児歯科を受診して問題ありません。
歯医者さんデビューは予防から
お子さまの歯医者さんデビューを考えているご家庭では、できれば予防から始めることをおすすめします。最初に受けるのが虫歯治療だと、それ以降、歯医者さんが怖くて近づけなくなることも珍しくないからです。とくに虫歯などの異常がなくても、予防から歯医者さん通いを始めることで、歯医者さん嫌いを防ぎやすくなりますよ。もちろん、虫歯になってしまった場合は、迷うことなくすぐ小児歯科を受診してください。ハートライフ錦糸町歯科なら、虫歯治療を初めて受けるお子さまでも、歯医者さん嫌いにさせない工夫を凝らしておりますので安心ですよ。
小児歯科は何歳まで通える?
小児歯科へ通い始める年齢に下限はありませんが、上限の有無についても気になりますよね。“小児”という名前が付いている以上、大人になったら通えなくなるのですが、下限と同じように上限も厳密には決まっていません。大人が通う一般歯科へと移行時期は、それぞれのタイミングに任せられているというのが現状です。
目安となるのは12歳
一般歯科への移行時期として、一つの目安となるのは12歳です。12歳は最後の永久歯である第二大臼歯が生えてくる時期であり、永久歯列が完成されるタイミングでもあります。その時期をもって小児歯科を卒業し、一般歯科へ移行するのも良いかと思います。ただ、歯の生え変わりの時期には個人差があるため、14歳や15歳くらいまで小児歯科に通い続けても何ら問題はありません。そこは主治医と相談しながら決めていくことが大切です。
まとめ
今回は、小児歯科に通い始める年齢について解説しました。とくに大きな問題がなければ、2~3歳を目途に歯医者さんデビューするのが良いでしょう。お口の中に何らかの異常が現れた場合は、もっと早い時期に受診しても問題はありません。そんな子供の歯のトラブルにお悩みであれば、いつでもハートライフ錦糸町歯科までご連絡ください。当院は小児歯科診療に力を入れている歯医者さんです。