歯医者のフッ素塗布は何歳から？子供が受けても安全？
虫歯予防には「フッ素」が効果的です。フッ素を使うことで歯が強くなることは、WHOも認めており、フッ素入り歯磨き粉などの使用が推奨されています。そこで気になるのが歯医者さんで受けるフッ素塗布ですよね。フッ素塗布では少し強めの薬剤を使用するので、子供には害がありそうで不安に感じている親御さまもいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな歯医者さんのフッ素塗布は何歳から受けても大丈夫なのか、また、子供の身体に害はないのか、わかりやすく解説します。
フッ素塗布に年齢制限はありません
歯科医院で受けるフッ素塗布には、基本的に年齢制限がありません。歯が生えていて、全身状態に大きな問題がなければ、何歳からでも受けることができます。そもそもフッ素塗布は、歯科医師や歯科衛生士といったお口の専門家が施術するものなので、子供に対しても安全性が保証されているのです。
フッ素の身体への影響について
確かにフッ素は、過剰な量を摂取することで、身体に悪影響を及ぼすことがあります。例えば、フッ素を溶け込ました水を毎日摂取していると、慢性のフッ素中毒を発症することがあります。高濃度のフッ素を大量に飲み込んだら、急性のフッ素中毒を起こすこともあるでしょう。けれどもそれらはあくまでフッ素を体内に摂り入れた場合に限ります。歯科医院で受けるフッ素塗布は、歯の表面にフッ素入りのジェルを塗るだけなので、間違っても急性中毒を起こすようなことはないのです。
フッ化物溶液によるうがいには注意が必要
虫歯予防にフッ素を応用する方法としては、フッ化物洗口に注意する必要があります。フッ化物を溶かした水でうがいをする方法なのですが、その溶液を誤って飲み込んでしまうと身体に悪い影響が及ぶ恐れがあります。適切なフッ素濃度の溶液であればそれほど大きな問題にはなりませんが、高濃度の溶液を誤って飲み込むと急性中毒を起こすリスクがあります。ですから、ブクブクうがいを行うことができない年齢では、フッ化物洗口は避けた方が良いといえます。
フッ素塗布は何歳から受けるのが適切？
上述したように、フッ素塗布に年齢制限はありませんが、歯がそれなりに生えていなければ、高い効果も期待できません。そこでひとつの目安となるのが2～3歳くらいの時期です。多くの子供は、2～3歳くらいにたくさんの乳歯が生えてくるため、その時期を見てフッ素塗布を始めると良いでしょう。もちろん、もっと早い時期から始めたい場合でも問題ありません。乳歯が生え始めたらすぐにでもフッ素塗布を開始したいという方は、お気軽にハートライフ錦糸町歯科までご相談ください。
フッ素入り歯磨き粉も活用しましょう
子供の歯は大人の歯よりも虫歯になりやすいため、積極的な虫歯予防が必要となります。今回ご紹介したフッ素塗布だけではなく、フッ素が配合された歯磨き粉も毎日活用するようにしてください。そうすることで乳歯の虫歯予防効果も大きく上昇します。
まとめ
今回は、歯医者のフッ素塗布は何歳から受けるのが適切なのか、詳しく解説しました。フッ素塗布は子供に対しても安全な処置であり、年齢制限は設けられていませんので、ご相談いただければいつでも施術できます。そんな子供のフッ素塗布に関心のある方は、いつでもハートライフ錦糸町歯科までご連絡ください。
