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歯医者の麻酔が切れた翌日に痛いのはなぜ?

歯科治療は痛い・怖い、といったネガティブなイメージを持たれがちですが、勇気を出して歯科を受診すると意外に痛くないことに驚く方も少なくありません。そもそも歯科治療中は麻酔が効いていることがほとんどなので、強い痛みを感じることがないのです。ただ、歯医者の麻酔が切れた翌日には痛いと感じることもあります。今回はその理由について詳しく解説します。

歯医者の麻酔の役割

歯科治療で行う局所麻酔は、あくまで治療中だけに効果が現れるもので、治療から数時間経過したら歯や歯茎の感覚の麻痺も消失します。そのため治療の翌日はもちろんのこと、帰宅してから数時間後には痛いと感じる方の方が多いのです。その点はしっかりと理解しておくことが大切です。

そもそもなぜ痛くなるのか?

歯科治療は、外科的な処置が多くなりますよね。例えば、最もスタンダードな虫歯治療では、ダイヤモンドがまぶされたドリルを高速で回転させながら歯を削ります。処置中は麻酔が効いているから良いものの、実際は歯の神経にそれなりの刺激が加わっており、麻酔が切れた後にその痛みを感じるようになるのです。それが歯を丸ごと1本引き抜く、親知らずの抜歯などでは顕著となります。抜歯後の歯茎の状態を見たらよくわかりますが、比較的大きなケガをしているのと変わりがありませんよね。そうした理由から歯科治療の後には痛いと感じることが多くなります。

歯科治療翌日の痛みを和らげる方法

歯医者の麻酔が切れて、翌日に生じる痛みを緩和させる方法としては、痛み止めを飲むのが最も効果的です。親知らずの抜歯のような大がかりな処置を実施した後は、歯科医師が鎮痛剤や消炎剤を処方してくれますので、それらを適切な方法で服用しましょう。ちょっとした虫歯治療では痛み止めが処方されることがほとんどないため、ご自身で市販薬を購入するのもひとつの方法です。ロキソニンなど普段、使用している痛み止めを服用して、痛みを和らげてください。

治療したその日に注意すべきこと

歯科治療を受けたその日にいくつかの点に注意することで、翌日の痛みや腫れを抑えることができます。具体的には次のポイントに気を付けてください。

激しい運動をしない

治療をしたその日に、スポーツやランニング、格闘技などを行ってしまうと、患部の治りが悪くなります。傷口が開いて出血が促されることで、さらに強い痛みが生じることもありますので、少なくとも数日間は激しい運動を控えてください。

飲酒、喫煙をしない

飲酒や喫煙も傷口の治りを遅らせる要因となります。場合によっては傷口に細菌感染が起こって、より強い痛みが生じるようになるでしょう。熱い湯船に浸かることも血流を促進して、歯の神経を刺激する恐れがあるため、歯を削ったり、抜いたりしたその日はシャワーを浴びる程度にとどめると翌日の痛みも抑えられます。

痛みに配慮した歯科医院を選ぶ

歯科治療に伴う痛みは、歯科医師の技術によって大きく左右されます。当院のように痛みに配慮した歯科治療を実施している医院であれば、麻酔が切れた翌日の痛みも最小限に抑えられます。

まとめ

今回は、歯医者の麻酔が切れた翌日に痛みが生じる原因について解説しました。歯医者は歯や歯茎に強い刺激を与える治療がほとんどであり、麻酔が切れたあとはそれなりに痛むことが多いです。そんな歯科治療の痛みについて、さらに詳しく知りたい方はハートライフ錦糸町歯科クリニックまでご相談ください。当院は、JR錦糸町駅北口から徒歩約3分の場所で開業している歯医者さんです。

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