前歯をセラミックで治療する場合の費用相場は？｜ハートライフ錦糸町歯科クリニック

前歯をセラミックで治療する場合の費用相場は？

2023年9月6日 (水)

カテゴリー：コラム

前歯は口元で最も目立つパーツといっても過言ではなく、どうせ治療するならセラミックできれいに仕上げたいものですよね。ただ、“セラミックは高い”という印象が強く、なかなか一歩踏み出せないという方も少なくないようです。そこで今回は、前歯をセラミックで治療する場合の費用相場について簡単にご紹介します。

前歯のセラミックインレーの費用相場

前歯の詰め物であるインレーは、比較的小さな装置なので費用もそれなりに安く設定されています。セラミックインレーの全国的な相場は、40,000～80,000円といった感じでしょうか。ハートライフ錦糸町歯科クリニックでは、オールセラミック（単純型） 27,280円、オールセラミック（複雑型）43,780円という価格設定で、セラミックインレーを提供しております。

前歯のセラミッククラウンの費用相場

前歯の被せ物であるクラウンは、インレーよりも大きな装置であり、費用も自ずと高くなります。オールセラミッククラウンの全国的な相場は、100,000～200,000円程度です。ハートライフ錦糸町歯科クリニックでは、オールセラミック（ハイグレード）87,780円、オールセラミック(シェード選択可）65,780円という比較的安い値段でオールセラミッククラウンを提供しております。

保険の白い歯との違いは？

前歯のセラミックの費用相場は、保険と比べるとかなり高いですよね。被せ物となると100,000円を超えることも珍しくないため、敷居が高いと言わざるを得ません。そこで選択肢に上がるのが保険診療の白い歯ですね。保険で使える前歯の白い歯は、陶材焼付鋳造冠（とうざいやきつけちゅうぞうかん）といって、表面はセラミック（陶材）で覆われています。3割負担では5,000円程度なので、オールセラミックと比べるとかなり値段が安いといえます。

ただ、陶材焼付鋳造冠の色調はオールセラミックほど美しくはなく、歯の根元に金属色が目立ってしまうこともあります。表側の一層以外は金属で構成されており、金属アレルギーやメタルタトゥーのリスクも伴いますので、自費のセラミックと同等には扱えないでしょう。審美性の高さは置いておいて、とにかく値段を安く済ませたい方にはおすすめの治療法といえます。

オールセラミックの値段が高いのはなぜ？

ここまで、前歯をオールセラミックで治療する場合の費用について解説してきましたが、なぜそのような小さな修復物にそれほど高い費用がかかるのか不思議に感じている方もいらっしゃることでしょう。それはオールセラミックの質の高さに由来しています。実際にオールセラミックで作られた人工歯を見るとわかりますが、本当に天然歯そっくりに作ることができるため、前歯の治療には最適といえる材料であり、仕上がりに満足する人が大半です。

ここまで天然歯の色調や光沢、透明感、質感を忠実に再現できる材料は他にはありません。ただし、金属ほど丈夫ではなく、強い衝撃が加わると割れるリスクを伴うことから大臼歯の治療にはあまり向いていません。歯ぎしりの習慣があったり、もともと噛む力が強かったりする場合は、同じセラミックでもオールセラミックではなく、ジルコニアの方が適しているといえます。ちなみに、前歯には強い力がかかりにくいので、基本的にはオールセラミックが最適であるといえます。