ホワイトニング後の歯磨きについて
ホワイトニングを検討されている方は、口腔ケアへの関心も高く、施術後の歯磨きについても不安に感じている点があるかもしれませんね。今回はそんな歯医者のホワイトニングを受けた後の歯磨きについて詳しく解説します。
ホワイトニング直後に歯磨きしてもOK
ホワイトニングは、歯を過酸化水素で漂白する処置なので、施術によって歯にダメージが及ぶのでは？と勘違いされている方も珍しくありません。結論からいうと、歯医者のホワイトニングによって歯にダメージが及ぶことはありませんのでご安心ください。実際、歯医者のホワイトニングというのは繰り返し受けても何ら問題はなく、施術直後に歯磨きしても良いのです。ただし、着色性の強い食品には注意しましょう。
施術直後は歯が丸裸の状態？
ホワイトニングを行った直後は、歯の表面を覆っているペリクルという膜が完全に剝がされてしまっています。ペリクルはエナメル質を外部の刺激から守る役割を果たしているため、それが一切なくなると外来色素も沈着しやすくなるのです。ホワイトニングに関心のある方なら聞いたことがあるかもしれませんが、歯科医院のホワイトニングには「施術から24時間は色素の強い食べ物・飲み物を控えるように」というルールがあります。これは歯が再び正常な状態に戻るまでに24時間程度を要することを意味するのです。
フッ素入りの歯磨き粉でブラッシングするのは有効
歯科医院でホワイトニングを受けたその日に、フッ素入りの歯磨き粉を使ってしっかりとブラッシングすることはとても良いことです。歯の着色を促す汚れを取り除けるだけでなく、丸裸になった歯にフッ素が深くまで浸透するため、歯質の強化にもつながるからです。
ホワイトニングを受けた翌日以降の食事・口腔ケア
着色しやすい食品は避ける
ホワイトニングを受けた翌日以降は、歯も正常な状態を戻っているのでいつも通りの食事を楽しめます。けれども、コーヒーや紅茶、赤ワインなど、歯の着色を促す食品を習慣的に食べると、せっかく白くした歯もすぐに色戻りしてしまうので、「着色性」に関しては細かく配慮した方が良いといえます。
何かを口にするたびに歯を磨く
歯の着色は、基本的に何かを口にするたびに進んでいきます。ですから、三度の食事はもちろんのこと、間食をした際にも必ず歯磨きするようにしてください。息抜きに何か色の濃い飲み物を飲んだ際にも最後はお口を水でゆすぐことで、ホワイトニング効果も長続きしやすくなりますよ。
お口の乾燥に気を付ける
歯が着色する原因として忘れてはいけないのが「口腔乾燥」です。お口の中が乾燥すると、唾液による自浄作用が働かなくなり、着色性の物質が歯面に残りやすくなります。それは私たちの身近なものでも同じですよね。ですから、ホワイトニングをした後はその効果を少しでも長く持続させるためにも、お口の乾燥に気を付けるようにしてください。口呼吸をしている人は鼻呼吸へ、唾液の分泌量が減っている人はガムなど噛んだりして口内の湿度を高く保ちましょう。
まとめ
今回は、歯医者でホワイトニングを受けた後の歯磨きについて解説しました。基本的に歯磨きがホワイトニングした歯に悪影響を及ぼすことはありませんので、施術直後からブラッシングしても何ら問題ありません。そんな歯医者のホワイトニングに関心のある方は、いつでもお気軽にライフ錦糸町歯科クリニックまでご連絡ください。当院はいろいろな種類のホワイトニングに対応しております。
