子どもの矯正の費用について解説
子どもに矯正治療を受けさせてあげたいけれど、費用が気になる。大人の矯正と何が違うのが知りたい。今回はそんな子どもの矯正に関する疑問にお答えします。
子どもの矯正の費用相場
1期治療の費用相場
子どもの矯正治療にかかる費用は、1期治療と2期治療で異なります。永久歯をきれいに並べるための土台作りである1期治療は、100,000~500,000円程度で受けられるのが一般的です。費用にかなりの幅がありますが、それは子どもの1期治療で使用する装置にたくさんの種類があるからです。また、子どもの歯並びや顎の骨の発育状況によっても、必要となる処置が大きく変わるため、小児矯正の費用の幅は大人以上に広くなっているのです。
2期治療の費用相場
子どもの2期治療は、12歳以降に受ける歯列矯正です。歯並びの乱れを細かく整える治療であり、大人が受ける成人矯正とほぼ同じといっても間違いではありません。そのため、費用も成人矯正と同じく、800,000~1,000,000円程度かかるのが一般的です。ただし、1期治療を受けた歯科医院で、そのまま2期治療へと移行した場合は、もっと安い値段で矯正できることが多いです。具体的にどのくらい安くなるかは、個々の歯科医院にお問い合わせください。
子どもの矯正は保険適用外
上記の値段を見てもわかるように、子どもの矯正治療は保険で受けることができません。原則として自費診療となるため、比較的高額な費用がかかります。また、歯科医院によって設定している値段に違いが見られ、子どもの矯正の費用について一概に語ることはなかなか難しいのが現実です。
子どもの矯正を受けると費用は安くなる?
歯並びの乱れを細かく整える歯列矯正は、何歳になってからでも受けることが可能です。実際、ライフ錦糸町歯科クリニックでも、40歳や50歳になってから矯正治療を受ける方もいらっしゃいます。それならわざわざ子どもの頃に矯正を受けさせる必要はないのでは?小児矯正を受けることで、余計なお金がかかりそう。そういった疑問や不安を抱く親御さまも珍しくありません。この点に関しては、あくまでケースバイケースであり、総額としては高くなることもあります。1期治療で顎の骨が健全に発育すると、そもそも2期治療の必要性が低くなるため、逆に費用が大幅に安くなることもあるでしょう。ですから、費用の面だけで1期治療を受けるかどうかを決めるのはあまり意味がなく、それによって得られるメリットについて考えた方が賢明かもしれません。
1期治療でしか治せない歯並びもある?
小児矯正の1期治療なら、顎の発育方向などをコントロールできるため、標準的な歯列矯正では治すことが困難な重症度の高い受け口や出っ歯などを治せる場合があります。これはお子さまのお口の健康において、何にも代えがたいメリットいえるでしょう。ですから、お子さまの歯並びで何か気になる症状が認められたら、できるだけ早く矯正に対応している歯医者さんに相談した方が良いといえます。ちなみに、ライフ錦糸町歯科クリニックでは大人の矯正はもちろん、子どもの矯正のも対応しておりますので、小児矯正の関心のある方はいつでもお気軽にご連絡ください。
まとめ
今回は、子どもの矯正の費用について解説しました。大人の矯正よりはかなり安い費用で治療できますので、お子さまの歯並びで気になる部分がある場合はまず矯正相談を受けましょう。カウンセリングでは、矯正にかかる費用について詳しく聞くことができます。