オフィスホワイトニングとは?1回で白くなる?回数ごとの効果目安も紹介
こんにちは。東京都墨田区「錦糸町駅」より徒歩3分にある歯医者「ハートライフ錦糸町歯科クリニック」です。

オフィスホワイトニングは、歯科医院で受けるホワイトニングです。歯科医師や歯科衛生士などの国家資格を持った者だけが取り扱える高濃度の薬剤を使用するため、セルフホワイトニングに比べて効果を実感するのが早いとされています。
しかし「1回でも効果はあるの?」「費用はどのくらい必要なの?」など、不安に思うことがあるのではないでしょうか。
今回は、オフィスホワイトニングのメリットやデメリット、施術の流れや費用についてご紹介します。施術後の注意点などもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
オフィスホワイトニングとは

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングです。高濃度の薬剤を歯に塗布し、専用のライトを照射することで歯を白くします。
国家資格を保有する歯科医師や歯科衛生士が施術を行うため、安全かつ効率的に歯を白くすることができます。また、自宅で行うホワイトニングよりも高濃度の薬剤を使用するため、1回の施術でも効果が出やすい点も特徴の一つです。
オフィスホワイトニングは1回で白くなる?

オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用するため、ホームホワイトニングに比べて即効性に優れています。
患者さまの目指す白さにもよりますが、1回の施術で効果を実感できる方もいます。一般的には、1~2週間に1回の頻度で3~5回程度施術を繰り返すことで、理想の白さに近づけるとされています。1回あたりの施術時間は1時間程度です。
また、オフィスホワイトニングの効果をどの程度維持できるかは、施術後の患者様の生活習慣が大きく影響します。理想の白さを維持するためには、2~3か月に1回の頻度で施術を受けると良いでしょう。
オフィスホワイトニングのメリット・デメリット

オフィスホワイトニングには、メリットとデメリットの両方が存在します。以下に、それぞれ解説します。
メリット
オフィスホワイトニングには、以下のメリットがあります。
即効性がある
即効性がある点は、オフィスホワイトニングの大きなメリットでしょう。
高濃度の過酸化水素を使用するため、1回の施術で歯の色が2〜3段階明るくなることが期待されます。一般的には、理想の白さになるまで3〜5回程度の施術を受ける必要があるとされています。
短期間で歯を白くできるため、大切なイベントを控えている方などに人気です。
トラブルに対処しやすい
オフィスホワイトニングは歯科医院で行うため、施術中にトラブルが起こってもすぐに対応できるメリットがあります。例えば、薬剤が歯茎にしみて痛みを感じた場合でも、すぐに確認して対処してもらえるので安心して施術を受けられます。
また、毎回ホワイトニングの前には口腔内の状態を確認するため、虫歯や歯周病が発生しても早期に発見・治療できる点もメリットでしょう。
手間が少ない
オフィスホワイトニングは、1回の施術に30分〜1時間半程度かかります。
しかし、ホームホワイトニングのように薬剤などを患者さま自身で管理する必要がありません。すべてプロに施術してもらえるので安心です。
デメリット
デメリットについてもしっかり理解しておきましょう。
色の戻りが早い
ホワイトニングの効果は永久ではないため、時間の経過とともに歯の色は徐々に戻っていきます。オフィスホワイトニングは即効性が高いですが、効果の持続期間は3〜6か月程度です。
徐々に歯の色を白くするホームホワイトニングに比べて、色戻りが早いのはデメリットでしょう。
一時的に知覚過敏が生じる恐れがある
オフィスホワイトニングの施術後、一時的に知覚過敏が生じることがあります。高濃度の薬剤が歯の表面に作用することによって起こり、冷たい飲み物や風に歯がしみる感覚を伴う場合があるでしょう。
一般的に、症状は数日から1週間程度で改善しますが、続く場合は歯科医院を受診してください。
歯科医院に通院しなければならない
自宅でできるホームホワイトニングとは異なり、オフィスホワイトニングを受ける場合は、毎回歯科医院に通わなければなりません。忙しい患者様などは、デメリットに感じることもあるでしょう。
オフィスホワイトニングの流れ

一般的なオフィスホワイトニングの施術の流れは、以下の通りです。
カウンセリング
最初にカウンセリングを行い、現在のお悩みや希望の色味などをお伺いします。そのうえで、治療の流れや費用、注意点についてご説明します。
疑問や不安に思う点があれば、歯科医師や歯科衛生士に確認するようにしましょう。
口腔内のチェック
ホワイトニングの前に、口腔内の状態を確認します。この際にむし歯や歯周病が発見された場合は、治療を優先するのが一般的です。むし歯や歯周病がある状態でホワイトニングをすると、薬剤がしみたり痛みが生じたりする可能性があるからです。
歯のクリーニング
歯の表面にプラークなどの汚れが残っていると、薬剤が浸透しにくかったり色ムラになったりすることがあります。そのため、歯のクリーニングを行い、プラークや歯石を除去してからホワイトニングを行います。
歯茎の保護
歯茎に薬剤が触れると、変色したり傷んだりする恐れがあります。そのため、歯茎に薬剤が付着しないように、保護剤を歯茎に塗布して保護します。
薬剤の塗布・光の照射
歯にホワイトニングの薬剤を塗布し、特殊なライトを照射して歯を白くします。光照射後は薬剤を丁寧に拭き取り、必要に応じて薬剤の再塗布と光照射します。通常、この一連の手順を2〜3回繰り返すことが多いです。
仕上げ
最後に、歯茎に塗布していた保護剤を取り除いて歯を水で洗浄します。その後、専用のペーストで歯を磨いて仕上げます。
オフィスホワイトニングの費用

オフィスホワイトニングの費用は歯科医院によって異なりますが、1回あたり2〜5万円程度が相場です。薬剤や光照射装置の使用料、歯科医師による診察料なども含まれます。
1回の施術で理想的な白さが手に入ることもありますが、複数回の施術が必要になるのが一般的で、その都度費用が発生します。白さをキープするためには定期的に施術を受ける必要があるため、長期的な費用も考慮して計画を立てることが大切です。
歯科医院によっては、セット料金や割引サービスを行っているところもあるので、事前に歯科医院で確認してみましょう。
オフィスホワイトニング後の注意点

オフィスホワイトニングの治療後は、効果を長持ちさせるために、以下のポイントに注意するようにしましょう。
飲食物に気をつける
オフィスホワイトニングの施術後は、ペリクルという歯の表面を保護する膜が剥がれており、着色しやすい状態です。ペリクルは、12時間〜24時間かけて再生されます。
そのため、ペリクルが再生するまでの間は着色しやすい飲食物を避けることが重要です。カレーやケチャップ、醤油、ソースなど色の濃いものや、コーヒーや紅茶、赤ワインなどの着色しやすい飲み物は避けるようにしましょう。
また、酸性度の高い飲食物にも注意する必要があります。ペリクルがないと歯が溶けやすいので、レモンやお酢、梅干しなど酸味のある飲食物も控えるようにしましょう。
禁煙する
タバコを吸うと歯にヤニが付着します。ヤニは茶色く粘り気があり、歯が黄ばむ原因になります。ホワイトニングで理想の白い歯を手に入れることができても、喫煙を続けていれば歯が黄ばむでしょう。
ホワイトニングの効果を長続きさせたい場合は、禁煙することが望ましいと考えられます。
歯磨きを丁寧に行う
ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、日々の歯磨きを丁寧に行うことが重要です。食後はしっかりと歯を磨き、歯の表面に汚れが溜まらないように心がけましょう。
また、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用すれば、歯の白さの持続に役立ちます。
定期的にメンテナンスを受ける
患者様の歯の質や飲食・喫煙などの生活習慣により、色戻りのスピードは異なります。ホワイトニングの効果を持続させるためには、飲食後のこまめなケアと定期的なタッチアップが有効です。
また、施術の前には歯や歯茎の状態をチェックしてもらえるため、定期的に通えば口腔内のトラブルを早期に発見・治療できます。
まとめ

オフィスホワイトニングは自費診療なので歯科医院により費用は異なりますが、1回あたり2〜5万円程度が費用の相場です。ホームホワイトニングに比べると高額ですが、即効性があるため短期間で歯を白くしたい方に人気があります。
ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、セルフケアの徹底や禁煙などを心がけることが大切です。また、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受ければ、より長く効果を保つことができるでしょう。
オフィスホワイトニングを検討されている方は、東京都墨田区「錦糸町駅」より徒歩3分にある歯医者「ハートライフ錦糸町歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院ではさまざまな歯のトラブルのご相談・治療をお受けしています。診療内容はこちら、Web予約は24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。